金沢観光といえば兼六園やひがし茶屋街ですが、金沢駅からたった3分の西金沢で降りると、まったく別の旅がはじまります。
金沢駅から西金沢まで、3分
金沢駅からIRいしかわ鉄道の福井方面行きに乗って、1駅・約3分、運賃220円。これで西金沢駅です。
改札を出て歩いてすぐのところに、北陸鉄道石川線の新西金沢駅があります。ここからがローカル線の旅の入口です。
石川線で終点・鶴来へ
石川線は野町と鶴来を結ぶ全長13.8キロ・17駅の路線。新西金沢から終点の鶴来駅まで、およそ30分です。
住宅地を抜け、田園のなかを走り、だんだん白山の山並みが近づいてくる。金沢の中心部からわずかな距離で、これだけ景色が変わります。2両編成の電車にのんびり揺られる時間そのものが、この旅の目的といっていいくらいです。
鶴来から白山比咩神社へ
鶴来は白山信仰の門前町です。駅から路線バス(一の宮方面)に乗り継げば、全国三千余社の白山神社の総本宮白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)に着きます。
樹齢を重ねた杉に囲まれた参道は、金沢の観光地とはまったく違う静けさです。
行く前に確認したいこと
- 乗り継ぎ:西金沢駅と新西金沢駅の接続は、時間帯によってはあまり良くありません。石川線は本数が限られるので、必ず事前に時刻表を確認してください。
- バス:鶴来駅から白山比咩神社へのバスも本数が多くありません。帰りの時刻もあわせて調べておくと安心です。
- 所要時間・運賃はこの記事を書いた時点(2026年8月)のものです。
ちなみに、石川線は残ります
石川線は一時期BRT(バス高速輸送システム)への転換が検討されていましたが、2023年8月に鉄道として存続させる方針が決定しました。2024年1月には「みなし上下分離方式」の導入で合意し、2025年度から15年間の支援が予定されています。中長期的には金沢駅への直通乗り入れも検討対象に挙がっています。
このローカル線に乗れる時間は、まだしばらく続きそうです。