西金沢エリアの玄関口・西金沢駅。いまはIRいしかわ鉄道の駅ですが、その歴史は明治の終わり、大正の始まりまでさかのぼります。
「野々市駅」として開業
西金沢駅は 1912年(大正元年)8月1日、国鉄北陸本線の松任駅と金沢駅の間、当時の石川郡押野村に「野々市駅」(初代)として開業しました。駅名のとおり、当初は金沢の駅というより、野々市方面への玄関口という位置づけでした。
その後 1925年(大正14年)10月1日 に現在の「西金沢駅」に改称されます。
押野村から金沢市へ
駅の所在地だった押野村は、1956年(昭和31年)1月1日 に金沢市へ編入され、西金沢駅は名実ともに「金沢市の駅」になりました。いまの西金沢の町名は、この駅とともに定着していったものです。
国鉄からJR、そしてIRへ
- 1987年(昭和62年)4月1日 — 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅に
- 2011年(平成23年)10月2日 — 橋上駅舎と東西自由通路が完成し、西口が誕生
- 2024年(令和6年)3月16日 — 北陸新幹線の金沢—敦賀延伸にともない、IRいしかわ鉄道の駅に
100年以上にわたって、駅は名前と運営会社を変えながら、まちの暮らしを支え続けてきました。隣接する北陸鉄道石川線の新西金沢駅との乗り換え風景は、いまも西金沢らしい景色のひとつです。